Honey Vibes|感想・レビュー

乙女ゲーム

こんにちは!りっかです。

当ブログに訪問いただきありがとうございます。
当ブログは、30代主婦が色々なゲームを遊んだ感想・レビューをつづっていこうと思います。このゲーム気になるけど面白いのかな~?と悩んでいる貴方に届きますように。どうぞよろしくお願いします!

この記事は「Honey Vibes」をプレイしたレビューです。軽いネタバレが含まれます。(物語の核心などには触れません)

獣人ものと聞き、発売前からとても楽しみにしていたゲームです。
そして声優さんがとても豪華…!わくわくしながら発売日を迎えました。

Honey Vibes 基本情報

対応機種Nintendo Switch™ / Nintendo Switch™ Lite
メーカーオトメイト(IF)
ジャンル女性向け恋愛ADV
発売日2024年10月3日
価格通常版 8,580円(税込)
特装版 10,780円(税込)
DL版 8,580円(税込)
CERDCERO「D」(17才以上対象)
キャラクターデザインくらげ壱
ボイスキャスト木村良平/阿座上洋平/梅原裕一郎/矢代拓/岡本信彦/斉藤壮馬 他
公式サイトhttps://www.otomate.jp/honey_vibes/
※敬称略

あらすじ

主人公『天野凪咲』は、ある日道で怪我をした動物を保護する。

家に連れて帰って確認すれば、すでに傷はふさがっていた。
不思議に思いながら部屋の扉を開けば、
その先は見知らぬ常夏の世界への通路と姿を変えてしまっており――!?

自分たちを『獣人』と呼ぶ彼らの世界に迷い込んだ主人公は
彼らの行う『ゲーム』の『重要な駒』として巻き込まれてしまうことになる。

ここは甘く、熱く、あなたを溶かす南の国。
危険な欲と情熱が溢れる獣たちの住まう場所で、あなたの恋のゲームが幕を開ける。

彼ら獣人はあなたから『理性』を、
あなたは彼らから『欲望』を。

お互い心を寄せ合いながら、理性と欲に沈みながら
あなたの恋物語が紡がれます。

公式サイトより

ゲームの舞台・世界観

このゲームの舞台は現代からトリップした、南国風の異世界です。
異世界には人間はおらず、獣人たちが暮らしています。時間に追われる事もなく狩りをしたりカジノで遊んだり、自由気ままに暮らしている獣人たちですが、世界を黒・白・赤の国に3分し領土争いをしています。
それぞれの陣営に「キング」「ビショップ」「ルーク」「ナイト」「ポーン」というチェスと同じ役職があり、獣人の成人の儀の際にその役割が神様からのお告げにより決定するという仕組みです。
そんな中、神官のコルトによって異世界に連れてこられた主人公の凪咲はこの世界に1人しかいない「クイーン」の役職持ちだと判明。
「全ての駒をそろえよ」という神様からのお告げに従い、各陣営がクイーンの駒を獲得しようとクイーン争奪戦が始まる。という所で序盤が終了します。

感想・レビュー(※微ネタバレあり)

評価

良かったところ

個別ルートは糖度甘めでCERD「D」という事もあり、濃厚でドキドキするようなシーンもありながら進んでいきます。テーマもテーマだし、番になるという前提があるので仕方ないかな、と思うのですが行為するまでが思ってたより早いな?と思いました。(※アルヴィンルート以外)個人的には許容範囲内だしウェルカムなのですが(笑)
そういう描写が苦手な方はCERD「D」は避けるのがいいと思います。
イメージイラストや南国が舞台という事もあり、最初の印象ではHoney Vibesに明るいイメージしかなかったのですが、各ルートを進めるごとに、この世界の闇の部分が見えるようになっていて、しっかり作り込まれた世界観に惹きこまれました。
個別ルートが本当にそのキャラだけの話になるのではなく、他の攻略キャラクターともしっかり関わり、個別ルートをやっているだけでは見れなかった一面を見る事ができるシーンが他のゲームと比べても多かったのではないかなと思います。私の推しはアルヴィンなのですが、フィンのルートをやっている時に良すぎる…!!!悶えたところが何回もありました…。ありがとうございます。

くらげ壱先生のキャラデザがとてもよく、各キャラビジュアルがとても良いです。色々な種類の動物の獣人がいて、それぞれしっかり合ったキャラデザがされているので、サブキャラ含めてなんの獣人だろう?と考えながらプレイするのも楽しかったです。可愛い耳としっぽは最高でした。
キャラクターがのどをゴロゴロならしたり、しっぽを振ったりしている描写が各所で見られてとてもよかったです。のど、鳴らすんだ…!?!?かわいすぎん…!?!?とニヤつきました…。

良くなかったところ・気になったところ

上のゲームの舞台・世界観で説明した通りの始まりなのですが、最初の方は凪咲(主人公)の意志は無視されて話が進みます。異世界に連れてこられたと思ったら、いきなりクイーンだと言われ、この世界のために3陣営どれかのキングと番になれ(結婚しろ)などなど…
もっと凪咲は反発するのかな~と思っていたのですが割とすんなり自分の立場を受け入れていて、こっちがポカーンとなりました。
さすがに途中でぶち切れるシーンがあり、私は誰も好きになったりしない!という宣言をしたりするのですが、エリヤルート以外はあっさりと個別ルートに入る直前または入ってすぐに恋を自覚します(笑)
この辺がほだされたり流されたりする意志弱めの主人公が苦手な方はいるかなと思います。

あとは各陣営ルートに入ったとたんに他キャラからのアプローチがなくなります。
クイーン争奪戦の事を忘れているとしか思えないほどにアッサリと引いていくので戸惑いました。まぁ、無用な争いがなくて良かったとも言えるのですが、最初はえ?となりました。

もう1点気になったのがテキストの誤植です。気づいただけで2か所(ボイスと違うテキストが流れたのも含めると3か所)ありました。誤植に気づくと一気に現実に引き戻されてしまう人間なので、もう少ししっかりチェックしてほしかったです…。

こんな人におすすめ!

  • 獣人(動物)好きな人
  • 最初から好感度高めが好きな人

やっぱり獣人フェチとしてはポイント高いと思います。
共通ルートではクイーンという役職があるので、好感度は高く、めちゃくちゃグイグイきます。逆ハーレム的なものが好きな方にもおすすめとも言えなくはないのですが、上で書いたように他キャラルートに入った途端引いていくので微妙かもしれません。

あとがき

発売前から楽しみにしていたので、期待値が高かったのですが、クリアした後振り返ってみても買って良かったなと思います。私に刺さっている部分が多いかもしれませんが…よかったらプレイしてみてください。

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