こんにちは!りっかです。
当ブログに訪問いただきありがとうございます。
当ブログは、30代主婦が色々なゲームを遊んだ感想・レビューをつづっていこうと思います。このゲーム気になるけど面白いのかな~?と悩んでいる貴方に届きますように。どうぞよろしくお願いします!
この記事は「Rise of the Ronin」をプレイしたレビューです。軽いネタバレが含まれます。(物語の核心などには触れません)
たまにこういうオープンワールドで昔の舞台を駆け回れるアクションゲームがやりたくなる病気です。
Rise of the Ronin 基本情報
対応機種 | PlayStation 5 |
メーカー | ソニー・インタラクティブエンタテインメント(開発はコーエーテクモゲームス) |
ジャンル | アクション, アドベンチャー |
発売日 | 2024年3月22日 |
価格 | 通常版 8,980円(税込) デジタルデラックス版 9,980円(税込) |
CERD | 「Rise of the Ronin」:CERO「D」(17才以上対象) 「Rise of the Ronin Z version」:CERO「Z」 |
ボイスキャスト | 武内 駿輔/小西克幸/子安 武人/福山 潤/山路 和弘/小林親弘 他 |
公式サイト | https://www.playstation.com/ja-jp/games/rise-of-the-ronin/ |
あらすじ
『仁王』や『NINJA GAIDEN』を開発した“Team NINJA”が贈る、戦闘重視のオープンワールドアクションRPG。戦乱で引き裂かれた19世紀の日本で壮大な旅を始めよう。
1863年、日本。徳川幕府による治世が始まってから300年、突然現れた黒船によって日本は混乱の渦に呑まれた。戦乱、疫病、政情不安による混乱の最中、名もなき浪人が己の道を切り開く。
公式サイトより
ゲームの舞台・世界観
このゲームの舞台は幕末の日本です。1863年、ペリーの黒船が現れたところからストーリーが始まります。
黒洲藩という架空の北陸地方で生きる主人公は、「片割れ」と呼ぶ相棒と共に黒洲藩が対幕府用に極秘に育成している隠し刀という二人一組の忍者のような特殊部隊として育てられます。
ある日ペリーの持つ密書の奪取と、ペリー自身の暗殺を任じられた主人公と片割れは黒船に忍び込み、任務にあたるが失敗。片割れを一人船に残しその場を逃れます。
その後、なんとか無事に里に帰還した主人公は、片割れを探すために師匠を倒し脱藩し浪人となり旅に出ます。
舞台は横浜、江戸、京都と移り変わり、歴史の波にのまれながらも自由に、出会った人物たちと因縁を深めながらストーリーを進めていくゲームです。
感想・レビュー(※微ネタバレあり)
評価
良かったところ
広くて自由度満点なマップ
広いマップを縦横無尽に駆け回れる爽快感がとても良かったです。
屋根の上にも登れ、敵を不意打ち襲撃できたり、空を滑空できたり…自由度が高く、探索がとても楽しいです。
景色もとても綺麗なところが多く、フォトモードを使いまくりました!
個人的にとても良かったのが、ゲームの中で観光地巡りができるところ。
浅草でものすごく見覚えのある門を見たり…
京都では龍神の神子御用達の神泉苑があったり…
他にもたくさん、幕末時代の観光名所を巡る事ができて本当に楽しかったです。
今ではビルが立ち並ぶ大都会も、この時代はなーんにもない原っぱだったりして、時の流れを感じて感動していました。
マップ内での収集要素もたくさんあって、この探索が楽しすぎてなかなかストーリーが進まないんです!
魅力的なキャラクターたち
あとは、何と言ってもキャラクターが魅力的!
ゲーム中で主に行動を共にすることになる坂本龍馬や…
今はもう旧札になってしまいましたが1万円札の福沢諭吉など…
特にこの福沢諭吉さんは1万円札の肖像画の雰囲気もしっかり出ていて、でもイケメンで最高のキャラデザだと思っています。
幕末や歴史に詳しくなくても名前を聞いたことがあるであろう人物たちと出会い、因縁を深めていきます。私は歴史大好きなので知っている人物が出てくるたびにテンションが爆上がりしました。
みんな魅力的で、みんなと仲良くしたくなる…(笑)
それぞれのキャラクターから依頼を受けたりもするのですが、クエストの内容が現代社会につながるものだったりするので本当に感慨深かったです。もちろんフィクションも含まれているとは思いますが、歴史好きにはたまりません。
さらにさらに!因縁を深めて、条件を満たすと「比翼の契り」という恋人的な契りを結べたりもします!!夢女子大興奮!!複数人と契りを結ぶ事も出来るのですが、即バレるのでヒィッとなりました…。(ちゃんと別れて沖田総司一途になりました…。)
犬や猫がかわいい
旅の中で一番の癒しだったのがこれです!
ストーリーを進めていくと、わんこが飼える(と言っても自分のわんこはほぼ旅に出ている)のですが、この子は本当にかわいいです。
オンラインプレイを有効にしていると、他のプレイヤーのわんこがマップ内に出現します。
見てくださいこの顔…たまりませんよね…!!!!モフモフ具合も上手く表現できていてとても出来がいいなと悶えていました。
動物好きなのもありますが、このわんこが可愛すぎて見かけると最優先でなでなでしに行っていました。
他にもマップに散らばっている猫を100匹集める収集要素もあり、動物好きにはたまりません。
戦闘の難易度がちょうどいい
私は普段シミュレーションゲームや乙女ゲーム中心に遊んでいるので、アクションゲームは不慣れで下手くそである自覚があるのですが、このゲームは設定で戦闘の難易度を変更できるシステムがあり、一番易しい難易度でプレイしていました。
最初慣れるまで(脱藩するまでのあたり)は何回か死んでやり直しという事もありましたが、強い装備を手に入れたり、操作に慣れてからはたまーに死ぬ程度でほぼやり直しになる事はなかったと思います。(序盤終了からエンディングまで死んだ回数は3回程度です)
アクションゲームに不安を感じる方も、やってみれば案外できる難易度に設定されているので是非チャレンジしてみてください!私はいきなりパッケージ版を購入しましたが、体験版がPlaystation Storeでダウンロードできるようなので、そちらで試してみるのもいいと思います。
その他
細かいキャラメイクができるのもとてもポイント高かったです。
主人公と、片割れの2人をキャラメイクできるのも、愛着も沸きストーリーへの没入感が増した気がします。ただ2人分作らなくてはいけないので、キャラメイクだけでかなりの時間をかけてしまいました(笑)
でもそこも楽しい要素なので、良かったと思います。
あと、このゲームにはCERD「D」版と「Z」版の2種類販売されており、私はZ版を購入したのですが、血や体の欠損を表現するかどうかを設定で選べたのも良かったです。
表現が控えめの方が良かったので、D版を買わなくてはいけないのかな?と思ったのですが、Z版しかお店になかったので、設定で選べるのはありがたかったです。(※もちろんD版には控えめの表現しかないのだと思います。)
良くなかったところ・気になったところ
PS5専売であることです。
凄くおもしろくて名作だと思うのですが、PS5専売であるゆえにハードルが高いです。
私はもともとPS5を持っていたので問題ありませんでしたが、知り合いに勧めづらいなぁ~と思ってしまいます…。このゲームをやるためだけにPS5を買うにはPS5のお値段が高すぎるので…。
これは私が女性であり、男女の恋愛ものが好きだから、というのは多いにあるのですが、主人公を女性でキャラメイクしているのに全く女扱いされないところが少ーし残念でした。
遊郭に誘われたり、動作が男らしかったり…(どっしりあぐらで座る等)まぁ女性プレイヤーも少なそうだし仕方ないよなーと思いながら、惜しいなぁ~~と思っていました。でもこれ言い出しちゃったらそもそも巨漢を相手に引けを取るどころか圧勝してしまうあたりからして無理があるんですけどね(笑)
少し残念でした。
あとはストーリー上で、自分が選びたい選択肢がない事もままありました。
討幕派か佐幕派か…絶対にどちらか選ばなくてはならなくなるので、中立は無理なのかーー!?と頭を抱えたものです…。
どちらを選んだにしても、キャラクターたちはあまり気にした様子無く接してくれていたのが救いでもあり違和感でもありました。懐深すぎんか…?と(笑)これもストーリー進行上仕方ないですけどね。
こんな人におすすめ!
- 歴史好き(幕末・新選組好き)な方
- 探索好きな方
- アクションゲーム好きな方
歴史好きさんにはぜひぜひプレイしてみてほしいです!
私はもともと歴史好きでしたが、幕末はそこまで興味がない人間だったのですが、このゲームをきっかけに他の幕末舞台の作品に触れてみたくなりました。それくらいおもしろかったです!
あとがき
発売からしばらく経って、歴史物で幕末の有名人と一緒に戦える、おもしろいらしいという噂を聞き、いてもたってもいられずにお店に走り購入しました。
結果、めちゃくちゃおもしろい!!DLCや続編を心待ちにしております。とてもいいゲームをありがとうございます!